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小児歯科


子供の歯の特徴


乳歯は永久歯に比べてやわらかく未発達なものです。そのため、永久歯よりもムシ歯に対して弱く、1度ムシ歯になってしまうと急速に進んでしまいます。

 また、小児は長時間の治療に耐えられない、口が小さく治療用の器具が入りにくい、などの理由から治療も困難なものになります。そこで重要になってくるのが定期検診予防なのです。


予防にはどんなものがあるの?


◆シーラント

シーラントは奥歯のかみ合う面(咬合面)にできるむし歯の予防方法です。あらかじめ、むし歯になりやすい奥歯の溝を接着力のあるプラスチックで埋めてしまいます。このプラスチックはむし歯を削った時に詰めるものと同じ種類のレジンという材質で、きちんと埋めればブラッシングもむし歯にならないという考えです。


歯を削らずにつけますが、長い間のうちには外れてしまうこともあります。

定期的に健診を受けチェックすることが、むし歯予防には大切になってきます。


あやべ歯科クリニックでは、このレジンにフッ素が配合されているものを使っていますので、フッ素による予防効果も期待できます。

保険適用の診療になります。

また、研究ではレーザーを当てて溝を殺菌してからシーラントをするとより効果的だという結果も出ています。レーザー照射は保険適用外になります。詳しくはスタッフまでお問い合わせください。


◆フッ素塗布

●フッ素の効果
歯はハイドロキシアパタイトという結晶構造で出来ています。しかし、このハイドロキシアパタイトは酸に弱く溶けてしまいます。フッ素を塗布するとフルオロキシアパタイトという構造に変化します。このフルオロキシアパタイトは非常に酸に対して強い性質を持っています。
●フッ素とはどんなもの?
フッ素(元素記号[F])は、塩素やヨウ素などと同じハロゲン族元素の一つです。化合力が非常に強く、身の回りにある土や水、草や木などの植物、いろいろな動物はもちろんのこと、人間の身体にも例外なくフッ素は含まれています。
私たちは、毎日食べ物や飲み物からフッ化物を身体に取り入れています。フッ素は、人間の身体、特に歯や骨を丈夫にする有益元素です。(フッ素元素の陰イオン(F-)の状態にあるものが含まれる化合物をフッ化物と呼びます。)
1日に必要なフッ化物は、成人では1日あたり3〜4mg(0.05mg/kg)とされています。毎日の食べ物や飲み物からとる量では、むし歯を予防するのに必要な量が不足しがちです。そこで何らかの形でフッ化物を補う必要があるのです。
●フッ化物の虫歯予防効果
どうしてフッ化物で虫歯が防げるのでしょうか?
フッ化物を歯に作用させると、歯の表面から取り込まれ、歯の結晶(アパタイト)の一部になります。フッ化物を含んだ歯の結晶は、普通の歯の結晶よりも丈夫になり、虫歯菌の出す酸に対してより強くなります。ですからフッ化物を適切に使うと、歯の表面が強くなり、虫歯になるのを防ぎます。また、歯のエナメル質のまわりにフッ化物があると一度脱灰した部分の再石灰化を促進し、エナメル質の補修がしやすくなります。最近の研究では、この再石灰化促進力の方が虫歯予防効果としては大きいとされています。
●フッ素はどのようにして虫歯を予防するのでしょうか。
・歯が形成される時期にフッ素が作用すると、フッ素はエナメル質と結びついて歯を丈夫にし、酸に溶けにくい抵抗力のある歯質をつくります。
・歯が口の中に生えてきてからは、フッ素は細菌に作用して、虫歯の原因となる酸の生成を抑制します。
・最新の研究では、フッ素が酸で溶けてしまった歯の表面、すなわち、虫歯になりかけた部分を元に戻す。というしくみが明らかになってきました。虫歯菌が酸を大量につくり(酸に溶ける)が優勢になると、虫歯になって歯に穴があいてしまいます。
フッ素は、睡眠中のカルシウムが歯に付着するのをサポートする力があるので、初期の虫歯をもとにもどすこと(再石灰化作用)ができるのです。
●フッ化物を塗るのは専門家が
フッ化物の塗布は、専門家である歯科医師や歯科衛生士が行います。
フッ化物を塗る時期も、「歯が生えたらすぐに」が原則ですが、具体的に「いつ」「どのように塗るか」については、歯科医師に相談します。子供の頃は、次々と乳歯が抜け、新しい永久歯が生えてくるので、定期的に年2〜6回くらい塗るのが適当です。
あやべ歯科クリニックでは4か月に1度フッ素塗布をすることをお勧めしています。

◆ブラッシング
最も基本的なご家庭でできる予防歯科の方法です。歯の健康を維持する毎日のケアは大切です。
特にお子様の歯磨きは重要です。
お子様の歯磨き方法はムラがあり確実に歯ブラシが歯にヒットしていないことが多いため、親御さんの仕上げ磨きを推奨いたします。
毎日のブラッシングにより歯に付着した歯垢の除去もでき、結果的に歯周病、歯肉炎の予防にもなります。
普段からお子様のの歯と歯茎の状況をチェックする習慣も身につけておきましょう。


定期健診って?
あやべ歯科クリニックでは、フッ素を塗布している子供さんは最低4か月に1度、その他の子供さんは最低6か月に1度の定期健診をお勧めしています。
どんなに頑張って歯磨きをしていても、磨き残しなどがあることが多く、また乳歯は永久歯に比べ歯髄(神経)が表面近くまで来ていることも多くあっという間に炎症が進みます。早期発見早期治療で、お子様のお口の健康状態を健やかに保ちましょう。
定期健診の患者さまには、半健康手帳をお作りし、経年的にメンテナンス記録を残しています。
詳しくはスタッフまでお尋ねください。