歯っぴぃコラム

■5号 ■2008年12月27日



 知覚過敏って?



むし歯ではないのに歯がしみる。どうして?


歯を磨いたり冷たいものを口に入れた途端、むし歯でもないのになんとも言えないいやな感じに歯がしみることがあります。これが、「知覚過敏」です。知覚過敏はなぜ起きるのでしょう?



 刺激を「痛み」と伝える歯の神経


表面の硬いエナメル質の層の下にある象牙質の中には、放射線状に「象牙細管」という細い管が歯の神経(歯髄)に向かって通っています。

外からの刺激はこの管を通じて神経に伝わり、神経はそれらの刺激を「痛み」として脳に伝えます。

むし歯でなくても、象牙質は直接刺激にさらされる状態になれば、歯はしみて痛みを感じます。



 象牙質が直接刺激にさらされたとき(くさび欠損の場合)

強い力で横磨きしたり、咬み合わせが悪くて歯に余計な力がかかったりした部分では、エナメル質が削れて象牙質が露出してしまいます。

刺激に直接さらされて、歯はしみて感じます。



 セメント質が露出したとき

また、歯周病がしんこうすると、歯ぐきが下がって歯の根の部分が見えるようになります。

歯根部分の象牙質はエナメル質よりもやわらかなセメント質で覆われているだけです。

何かの拍子にセメント質が欠けて象牙質が露出すると、やはり歯がしみて感じます。