歯っぴぃコラム

■8号 ■2009年1月31日

乳歯のむし歯のはなし


乳歯は一体いつから生え始めるのでしょうか?
もちろん個人差はありますが、だいたい6ヵ月から生えはじめ2歳頃生えそろいます。

歯はおかあさんの胎内で準備されます
乳歯は人間にとって最初に生えてくる非常に大切な歯です。妊娠して2〜3ヵ月で、すべての乳歯の歯胚(歯芽)ができ始めます。そして、赤ちゃんが産まれ、かわいい歯が生えてくるのは5〜10ヵ月の頃です。
下の歯から順に生え、3カ月位遅れて今度は上の歯が生えてきます。全部で20本。だいたい生えそろうのは2歳半前後になります。

永久歯との生えかわりの時期は、乳中切歯・6〜7歳、乳犬歯・9〜12歳、乳側切歯・7〜8歳、第1乳臼歯・9〜11歳、第2乳臼歯・10〜12歳です。







名称
生える時期
抜ける時期
乳中切歯
生後6〜7ヵ月
6〜7歳
乳側切歯
生後7〜9ヵ月
7〜8歳
乳犬歯
生後16〜18ヵ月
9〜12歳
第1乳臼歯
生後12〜14ヵ月
9〜11歳
第2乳臼歯
生後20〜24ヵ月
10〜12歳




歯はなぜ生えかわるのでしょう?
どうして人間は大人になるにつれ乳歯から永久歯へと生えかわるのでしょうか?
体の他の器官が成長し大きくなるのに対して、歯は完全に元の歯が抜けてしまい、まったく別の歯が生えてきます。不思議な感じがしませんか?
体の発育にともなって顎の骨も成長し、歯列のアーチも大きくなります。そうなると、やはり乳歯よりも強くて大きい永久歯が必要になり、生えかわるのではないかと考えられています。


むし歯になりやすい乳歯
永久歯に比べて乳歯はむし歯にかかりやすいと言われています。それには、いくつかの理由があります。

・子供は一人ではなかなか上手に歯ブラシを使いこなせないため、歯の清掃が上手にできないからです。
・子供の歯は食べかすがたまりやすい上に、食べ物には粘着性のある、むし歯の原因と言えるものが多く、炭水化物で酸の発酵がさかんになるからです。
・子供の歯(乳歯)は永久歯に比べると、大きさも厚さも1/2程度です。歯の表面の硬いエナメル質、象牙質も、永久歯の厚さの半分なので石灰化も弱いからです。


早めに発見すれば、治療が簡単です
子供の歯はむし歯になると進行が早く、痛みも少ないために半年くらいで神経の近くまで進んでしまいます。
初期の症状としては、歯の表面が白っぽくなっていたり黒い小さなしみのようなものがついていたり、歯の溝の部分が黄色くなっていたりします。このくらいの症状で発見されると、治療も比較的簡単に済みます。


むし歯を予防するには
・まずは口の中を常に清潔にし、歯垢や細菌、歯石を取り除いておくことです。

・おやつになるべく砂糖の少ないものを選び粘着性の高いものはやめ、寝る前の間食も控えましょう。

・定期的に検診を受けて、早期発見、予防に努めましょう。半年に1度くらい診てもらうのがベストです。



あやべ歯科クリニックでは、子供さんの定期検診は半年に1度を推奨しております。
健康手帳をお作りして、子供さんのお口の中の健康を経年的に診て、予防をお勧めいたします。

また、歯医者さんが作った「虫歯にならないチョコレート」もお取扱いをしております。
詳しくはスタッフにお尋ねください。